[“土開焼” のいわれ]
旭川市に組合員である土開製粉がありまして、そこの先代社長は土開豊秋というのですが(満85歳で逝去)、若い頃は煙草をやり、大食で大酒飲みだったようで、60歳の頃糖尿病になってしまったようです(家族談)。ところがそれ以後大食いをやめ禁酒し、且つ市内の糖尿病専門の清水内科医院の先生から<そば粉は糖尿病にいいから>と勧められ、そば粉のお好み焼きを一日一回は必ず食べるようになったそうです。しかも、ちょっと黒目の2番粉・3番粉をつかったようです。2番粉・3番粉はそばの実の表面に近い部分が大部分なので、蛋白質やその他のミネラル分が多く含まれています。そば粉が土開さんを長生きさせたと、云えなくはないと思います。
但し、ご家族に尋ねると、土開さんはそば粉に小麦粉を5〜10%と砂糖をひとつまみ加え、肉などは載せずに朝食で食べていたようです。
それにしても、清水内科医院の先生はそば粉が糖尿病に良いことをご存知で、且つそれを患者に勧めておられるのには感心しました。
そば粉は美味しいし、糖尿病の方は試してみる価値があるのではないでしょうか!
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